ローレット加工を施した両端ホイールスタッドは、真っ直ぐな円筒形の「ロッド」の形状をしており、段階的に直径が変化する構造になっています。両端は雄ねじで加工されており、中央にはローレット/歯構造があり、摩擦が増加します。
月 |
M14 | M16 |
P | 1.5 | 1.5 |
B1 |
14 | 16 |
D1 |
14 | 16 |
DS |
13 | 15 |
d2 |
15 | 17 |
d0 |
14 | 16 |
DS1 |
14 | 16 |
DK |
21 | 24 |
k |
5 | 6 |
ローレット加工を施したダブルエンドホイールスタッドは正確に適合できます。車内の多くの主要コンポーネントにうまく適合できます。サイズ仕様は、取り付けの気密性と安定性を確保するために、JIS/JASO C610-3-1979 業界規格に厳密に従っています。さまざまな使用環境に適応できます。
このローレット付き両端ホイール ボルトは、重要ではない自動車部品に使用される標準的な留め具です。ボルトの頭部の下に縦方向に突き出したリブ(中央リブ)があるのが特徴です。締め付け時に突起したリブが相手面に軽く食い込み、振動による緩みを防止します。たとえば、エンジンフード、ブラケット、内装部品などです。
両頭ホイールスタッドを取り付ける際は規定トルクで締め付けてください。中央のリブは、わずかに変形して表面に埋め込まれることでその機能を果たします。締めすぎると柔らかい素材(プラスチックブラケットなど)が潰れてしまう可能性があり、締めが不十分だとリブが正しくクランプされなくなる可能性があります。トルクレンチは指定通りに使用してください。
両頭ホイールスタッドをローレットに交換する場合は、必ずグレード(3級)とサイズに適合したボルトをお選びください。強度の低いボルトを使用すると破損の原因となります。強度が高いボルトは、過度の摩耗やコンポーネントの損傷を引き起こす可能性があります。中間リブは非常に重要であり、滑らかなボルトでも緩みを効果的に防ぐのは困難です。正しい仕様については整備書をご参照ください。